非モテの城

童貞が彼女を作るまでの記録

非モテが合コンに参加した話


大学生だった頃、学校でもバイト先でも彼女どころか女友達すらまともに作れず、常に出会いに飢えていた僕にチャンスが訪れました。




バイト友達の葛西が高校の時の同級生の子とする合コンに僕も参加させてもらうことになりました。





男側のメンバーは


葛西…ルックスAコミュ力S
   男幹事で誰とでも話せる高いコミュ力
   熊系で可愛げのあるイケメン。
谷口…ルックスSコミュ力A
   同じくバイト友達で葛西の親友。
   ホスト系のイケメン。
僕…ルックスDコミュ力D
   この合コンのために服を購入。
   おばあちゃん曰くイケメン。






合コン当日。
早めに着いた僕達は先に予約した居酒屋の個室へ。緊張しながら待つこと10分。ついに女の子達の登場です!








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…………。










1人目は葛西の高校の同級生で女幹事。紫吹淳似だったので淳ちゃんとします。
2人目は淳ちゃんの大学の友達で井森美幸似の美幸ちゃん。
3人目は同じく大学の友達でキノピオに似たヘアスタイルのキノちゃん。
僕が言うのも失礼ですが正直なんとも言えないメンバーという印象でした。





そして人生初の合コンが始まります。





会話自体は全員同い年だったり幹事同士が仲良かったりで普通に盛り上がり、葛西や谷口の弄りなどもあり僕もかろうじて会話に混ざれていました。後半は王様ゲームもし、最初こそ微妙に感じた女性陣も合コンの盛り上がりに比例して可愛く思え、葛西と谷口も普通に楽しんでいました。





二時間があっという間に過ぎ、退店の時間になったので二次会はカラオケに。居酒屋を出てからカラオケまでのスムーズな流れにイケメン2人の手際の良さを感じました。




二次会自体は嬉しいのですが僕は歌うのが大の苦手。音痴な上にそれを自覚していて恥ずかしがって歌わない一番面白くないタイプです。




カラオケで歌えないというのは海で泳げないも同然であり、最初こそ連続してパスする僕に「またパスかよー笑」というツッコミや「○○で知ってる曲ある?一緒に歌おうよ」などの助け船もありましたがそんな気遣いがいつまでも続くはずがなく……。歌うのは嫌ですが空気は悪くしたくないので楽しんでる感を出すためリズムに合わせて体を左右に揺らす姿は物言わぬ貝ならぬ"海藻"でした。




一方葛西と谷口は単体でも上手いのにEXILEのデュエットなども披露し無双状態。男の僕でもかっこいいと思うレベルで女の子達もメロメロです。




その後は一次会の続きで再び王様ゲーム。エッチは命令なんかもあって楽しかったのですが最後の方で『男は目を瞑り、女の子が気になる男の頭を触る』という命令で誰からも触られなかった時は家に帰りたくなりました。




淳ちゃん→谷口のラインは見え見えだったのですが、何かと僕に優しくしてくれていた美幸ちゃんが葛西を選んでいたのはなんか生々しく感じました。まぁカラオケで揺れているだけのブサイクが選ばれないのは当然ですが……;;。





後日谷口は淳ちゃんと、葛西は美幸ちゃんとデートに行くことになり僕もキノちゃんを誘いましたが当然断られました。






【反省点】
ただでさえブサイクな僕が積極的に会話に参加しようともせず、歌すら歌わないのは勝負にすらなっていませんでした。というか勝ち負け以前に合コンに参加しているのかすら怪しいレベル。反省点は山ほどありますが、とりあえずカラオケで歌わないのは厳しいと感じました。



【合コンの評価】
手軽さ…●○○○○
楽しさ…●●●●○
可能性…●●●○○

正直今回のは合コンに参加したとは言えない気もしますが……。



女友達がいないので自力で合コンをセッティングするのは難しく"手軽さ"は低いですが、幹事同士が最初から知り合いなので盛り上がりやすいとは思います(その分やりにくい部分もありそうですが)。
2人とも付き合いはしませんでしたが何度かデートしていたので彼女が出来る可能性もそこそこあると思います。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。