非モテがTinderを始めた話

2回目の相席居酒屋から１ヶ月。
友達(船堀)の周りでマッチングアプリが流行っているらしく､一緒に始めないかと誘われました。

マッチングアプリなんてイケメンしか出会えないと言ったのですが､その友達の周りはイケメンじゃなくても出会ってると言うので2人でTinderという基本無料のマッチングアプリを始めました。

しかし自分の顔を晒すことに抵抗があった僕は､はっきり分からないくらい小さく写った写真でスタートして､とりあえずアプリの使い方を知ることから始めました。(写真は後から変えられるので)

Tinderは
女の子の写真が表示されて､気に入れば右スワイプ(LIKE)､気に入らなければ左スワイプ(NOPE)をひたすら繰り返し､お互いLikeし合った状態になればマッチングしてメッセージを送れるようになるというシステムです。

こういったアプリは初めてだったのですが､自分が女の子を選んでいるという状況は新鮮でした。まともな写真を使っていないので当然マッチするはずもなく､ただマッチングを夢見ながら童貞が品定めしている状態ですが。

しかし､やっているうちにあることに気がつきました。

スワイプしていると､めちゃくちゃ可愛い子や､反対に僕の女版のような子など色んな人がいて､その瞬間は「うわ､可愛い！」「う～ん……」など思うのですが､ 5秒もすればその子達のことなんて忘れていたのです。(慣れてくると画像も見ずにひたすらLikeするようになるので､そもそも何も思わなくなる)

どんなに可愛かろうと不細工だろうと一々覚えていないし､気にしてないことに気が付きました。ブサイクと思われたって5秒後には僕のことなんてみんな忘れているはずです。

知り合いにバレるのが恥ずかしいとも考えましたが､それはお互い様だと考えることにしました。

顔を晒す抵抗がなくなったので､早速普通に顔写真を使うことにしました。

決して多くはないですが､11月でクリスマス前ということもあってか､ブサイクな僕でも10マッチくらいはしましたが､全然メッセージが続きません。(そもそも返って来ないことも多い)

船堀も同じような状態らしく､このままではクリスマスが終わってしまうということで､課金することにしました。(プライドを保つため､お互いに少し早めのクリスマスプレゼントをあげあった体で)

課金すると
・自分をLikeしてくれた人が分かる(課金しないと分からず､その人を偶然自分もLikeするしかない)
・有限(1日100くらい？)だったLikeが無限になる
・スーパーLikeが1回から5回に
・ブーストが使える

などの恩恵があります。

詳しい説明は省きますが1つ目が重要で､自分をLikeしてくれた人が分かり確実にマッチすることが出来ます。
しかも課金する前から何人がLikeしてくれているのかある程度分かるので､「課金したものの0人だった」という心配もありません。

まさか自分が顔を晒して出会い系を始め､
課金までするとは思ってませんでしたが､
Likeしてくれてる人が「10人以上」と表示されていたので､わりとノリノリで課金しました。

船堀とサイゼリヤでやっていたので､2人で自分達をLikeしてくれた人を見せ合います。

まず船堀は全部で4人で､男1､ヤバそうな外国人1で実質2人でした。
僕は全部でなんと23人！しかし何故か19人が男で女の子は4人……。
船堀よりは多いですが､落差がエグくて普通にへこみました。

それでもお互い数人とマッチ出来た上､無限にLikeを飛ばせるのでひたすら右スワイプし続けましたが､2人とも課金期間の1ヶ月で成果はなくクリスマスも何もなく終わってしまいました。

(2人の成果)
僕…計30人くらいとマッチするも､まともにメッセージが続いたのも数人でLINEなども交換出来ず。

船堀…計45人くらいとマッチ。3人くらいと良い感じになり､1人とLINE交換に成功するもイブには会えず､返信も来なくなる。

(結果)

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【反省点】
まず写真が悪かったです。自分の顔がしっかり写ったものを一応使いましたが､恥ずかしがってしまい"盛った写真"を使えませんでした。
別の友達(大木)曰く､Tinder用に写真を撮り､加工するべきらしいです。
あとちゃんとしたメッセージを送るのが苦手で､真面目に攻めると質問ばかりでアンケートみたいになるので､後半はウケを狙ったメッセージを送っていたのですが良くなかったかもしれません。

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↑ウケると思って送ったメッセージ